アトピーの症状が中等度以上の方には、できるだけ漢方薬を服用していただいています。なぜ漢方薬を飲まなければいけないのでしょうか。
アトピーはこ存知のように病気の現れる場所は皮膚ですが、実際には体の中で色々な変化があって、それが皮膚に出てくると考えられています。身近な例では甘いものや脂っこい食べ物を食べ過ぎたりしてひどくなることもあるし、ちょっとしたストレスが起こってもそれに反応することもあります。
皮膚は内臓の鏡という考えを逆にとれば、内臓のチェックこそ皮膚をよくする秘訣です。
漢方診断は、患者さんの体質傾向をよく調べた上、皮膚の変化と性質を見て最終的に何が良いかを決定しますが、これは単に抗アレルギー薬や抗ヒスタミン剤を投薬するのとは全く意味が違います。一番大きなポイントは、消化管の働きにアトピーの大きな原因があると考えている点です。
乳幼児は、消化機能が未熟で免疫能が低下しているために食物アレルギーが起こりうるし、腸管内にカビが生えやすくなってもアトピーが難治化するのも全て消化機能との関連からです。漢方薬でアトピーに補中益気湯(ほちゅうえっきとう)や小建中湯(しょうけんちゅうとう)、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)などを使うのも全て消化機能に関係してきます。
漢方薬はよく体質改善の薬と言われていますが、アトピーこそこのような視点にたって体質改善をしないとなかなか良くならないのが現実です。
漢方薬には色々な種類がありますが、あくまでもアトピーそのものが目標ではなく、アトピーの性質とアトピーを持った人の体質をよく見極めた上で、漢方薬の処方を決めるのが一般的な方法です。また、症状の変化によって薬の内容も変更することもあるので、その際は必ず診察を必要とします。それをよく理解して服用して下さい。しかも、体質改善には何年もかかることもこ承知下さい。
漢方入浴剤の作り方と使い方
土瓶に水600〜800mgをいれて、やや強めの火でお湯を沸かし沸騰してから20〜30分かけて弱めの火で煎じて下さい。
なお、煎じるのがめんどうな場合は、現在は皆様の便利を考えて既に調剤薬局に完成されたパック液も備えてあります。(SGE入りパック)
また、SGEサンドバスに使う天降石の超微粉末を入浴剤に入れると保湿・保温・美肌効果が一層高まることが、実証されています。
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- 家族で入っても、皮膚の健康な人にはほとんど影響しません。
- 冷え性の人にとってはむしろ体が温まって喜ばれます。
- 残り湯を洗濯に使っても衣服への悪影響はありません。
- 水道水の残留塩素がほとんど無くなることが証明されています。
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しかし、こくまれにこの入浴剤が合わないことがあり、発疹やかゆみが強くなった場合は適さないので中止して下さい。
なお、原則として診察の上で入浴剤の内容を処置箋に書きますので、従来のように初診料、再診料は別途いただきます。この入浴剤は主婦湿疹(主として手)の治療に応用できます。手浴という方法を行います。
(入浴剤を2倍にうすめて数分間この液の中に手を入れる。)
- A.当帰.地黄.〈当帰風呂〉(乾燥肌の人に合っています。)
- B.当帰.地黄,苦参.黄苓.〈苦参風呂〉(皮膚の炎症の強い人に合っています。)
- C.当帰.地黄.菌藤菖.甘草,'〈かわらよもぎ風呂〉(アトピーにはもっともポピュラーなものです。)
- D.当帰.地黄.文葉.甘草,〈よもぎ風呂〉(老人の皮膚のかゆい人に向いています。)
- E.その他,〈皮膚の状況に合わせて作ります。〉
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※いずれも、皮膚の状況に応じて使うので院長に相談の上、お使い下さい。しかし、ど のようなアトピーであれ、まずCをおすすめします。もし、合わなければこ相談下さ い。なおSGE入りパック液の場合は、SGEパウダーが、こくわずか入っているため、水のクラスター(房)が小さくなり遠赤外線が強く出て、お肌にやさしく従来よ りも保湿効果、美肌効果が強くなって入浴剤として優れた治療効果を発揮します。