
アトピー性皮膚炎を改善する方法の一つとして食事療法があります。病院の検査で「アトピーの原因」と特定された食品を除去した食事をとるのが食事療法です。原因を避ける食生活を続けることで、その食物に対する過敏性が薄れ、やがて拒絶反応がなくなることが期待できます。
特に小さなお子様の場合は食物が原因となっているケースが多いため、毎日の食事からアプローチするのが有効と考えられています。

「アレルギー」や「除去食」といった言葉が一般的に使われるようになった昨今、お子様がアトピーを発症してしまったとき、「食べ物が原因かも?」と疑うのはごく自然なことです。しかし、必ずしも食事の内容がアトピーに関係しているわけではありません。
食べ物が原因の場合は、有害物質は口から体内に入り、血液中を巡って全身の皮膚に症状が現れます。もし、ひじやひざの裏側、お尻の下側など体の一部だけに症状が現れるのであれば、一概に食べ物が原因とは言い切れません。
「一年を通して同じ症状が出ているか」ということは、アトピーの原因を判断する基準となります。私たちが日常生活でよく食べる卵や牛乳は、アレルゲンとして特定されることがもっとも多い食品です。卵や牛乳がアトピーの原因だとしたら、季節に関係なく一年中症状が出るはずです。
「夏は症状が軽いのに、空気が乾燥している冬場は重くなる」という場合は、食べ物ではなく生活環境が原因である可能性が高いでしょう。
食事療法というと、「除去食の献立を考えるのが大変そう」と尻込みしてしまう方が多いものです。アトピー対策として、まずは普段の食習慣を基準にしてメニューを考えてみましょう。積極的に食べた方がよいもの、食べない方がよいものは何か? それを知った上で食べ物を選べば、今すぐ気軽に取り組むことができます。
- 根菜(ニンジン、大根など)
- 菜種油(圧縮絞り)
- キャベツ
- ごま油(圧縮絞り)
- ウーロン茶
- オリーブ油(圧縮絞り)
- ルイボスティー
- 天然塩
野菜は、無農薬栽培もしくは減農薬栽培のものを選びます。野菜の中でも、根菜とキャベツは毎日たくさん食べるとよいでしょう。両手一杯くらいの量が目安です。温野菜にすると、モリモリと美味しく食べられるのでおすすめです。
- 白身魚
- 牛肉の赤身(週に1回程度なら可)
- 小魚
- 果物
- 貝類
- 黒糖
- カニ
- 蜂蜜
- エビ
- メープルシロップ
- 有精卵(アレルギーがない場合のみ)
- 紅茶
食べてよいとされる食品でも、やはり食べ過ぎには注意が必要です。
- パン(ショートニング・イーストフード)
- コーヒー
- ワラビ
- チョコレート
- タケノコ
- ココア
- 砂糖
- 背の青い魚(さば、さんま、いわし)
- 化学調味料
- 牛乳
- インスタント食品
- 乳製品(バター、チーズ、ヨーグルト)
- もち米・もち
- うなぎ
- 鶏肉
- 豚肉
- 保存料が含まれる食品
- 添加物が含まれる食品

水は浄水器の水を使い、お買い物の際には商品の表示をチェック。添加物や保存料、砂糖が入っていないものを選びましょう。小麦粉、味噌や醤油などの調味料、食用油は産地や原料に注意します。なるべく自然の材料を使ったもの、昔ながらの製法で作られている自然食品を選ぶと安心です。
-
柿の葉茶
柿についている葉を茶葉として使用したのが柿の葉茶です。レモンの20倍、ホウレン草の10倍ものビタミンCが含まれているといわれています。














