アトピーの原因を本当に知ることは大変難しく、皆さんが考えているほど簡単に原因をキャッチすることは至難のわざですが、乳幼児の場合は血液検査をすることで一定の方向は示されます。しかし、砂糖や脂肪の類は検査が不可能です。

また、成長してからのアトピーでは複雑な要素がからみあっているので、血液検査は原因よりも状況(感染やアトピーの程度)を知る意味で必要なことです。(なお、当院ではパッチテスト、皮内テストは行っていませんのでご希望の方は専門機関で受けて下さい。)
血液検査の結果や実際に食物を摂取してアレルギーをおこした人では、次のようなことを注意して下さい。


  1. 血液検査の結果がすべてではありません。多くのアレルゲンが陽性の場合は、まず、アレルゲンの数値の高いものを優先して下さい。
  2. アレルゲンが陰性であっても、実際にアレルギーをおこすこともあります。乳児の場合は直接の経験が大切です。
  3. 食物アレルギーは乳児期に著明で、幼児、学童では徐々に和らいでいきます。
  4. 食物アレルギーにあまりにも過敏になって成長障害を引き起こすことは避けて下さい。
  5. 根拠もないのに勝手に食物を除去すると成長障害の原因となります。
  6. 食物ばかりに目を奪われていると、ダニ、カビアレルギーが出現することを忘れてしまいます。食物アレルギーがある人は、ダニ、カビアレルギーが潜んでいると考えて下さい。



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