アトピー性皮膚炎の対策をするにあたって、「どうしてアトピーになるのか?」という原因をきちんと把握しておくことが大切です。原因がわかれば、必要なスキンケア方法や日常生活で気をつけなければならないことが明確になります。そうすることで、患者さんやご家族も対策に前向きになれるでしょう。
主な原因は、「外的要因」と「内的要因」の2つに分けられます。
上記のとおり、アトピー性皮膚炎の原因はさまざまです。この他にも、「ペットと過ごしているとかゆみが出る」「特定の食品を食べるとかゆみが出る」といった自覚がある方は、病院でアレルゲンを調べる血液検査を受けることをおすすめします。

大人のアトピー患者さんの場合、食物よりも環境などの外的要因が原因で症状を引き起こしているケースが多く、下記の点を注意することで改善される場合があります。
- 汗をかいたままにせず、皮膚を清潔に洗浄する
- いつも清潔な衣服を着る
- かゆくても、不潔な手で皮膚をかかない
- 規則正しい生活を心がける
- ストレスを溜めないよう、趣味などで適度に発散する

小さな子どもの場合は、食物が原因で起こる症状が多いようです。ただ、子どもは症状を自分で上手に伝えることができないため、日頃からご家族が様子を観察し、どんな場面で症状が変化するのかを医師に伝えることが大切です。アレルゲンになりやすいものとしては、下記が挙げられます。
- 卵(特に卵白)
- 牛乳や小麦
- ハウスダストやダニ
食事に気を遣うことはもちろんですが、こまめな掃除と布団干しを行い、ぬいぐるみやカーペットをなるべく使用しないなど、清潔な住環境作りが大切です。

スギやヒノキなどによる花粉症を持っている方は、花粉が原因で湿疹が出てしまうことがあります。屋外には、一年中何らかの花粉が飛んでいますので、どの花粉が原因なのかを特定する必要があるでしょう。
冬~春のスギ花粉以外にも、ブタクサやヨモギの花粉など、夏~秋に飛散する植物のアレルゲン検査を受けることをおすすめします。

































